那覇大綱挽

第４０回を迎える那覇祭りのメインイベント、「那覇大綱挽」が盛大に行われました。
これまで１２勝１２敗１２引分の大勝負で、今回は東西どちらが勝ち越すか興味のあるところでしたが、準備の遅れで手間どり結局引き始めてから６分で時間切れ引分けと相なりました。
全長が２００ｍ、重量４５トン、高さ１．５８ｍもある大綱はギネスブックにも登録されている世界一の大綱です。この那覇大綱挽は３６０年前から行われている伝統のある綱引きで、戦争等の事情で中断されていたのを１９７１年本土復帰の前年に復活されたものです。
大綱も雨には弱く、中止されたことも何度かありましたが、この２０年間は雨もなく、今年も天候に恵まれ市民、県民、観光客、外国人も含め約２７万人の参加であったようです。
大綱は本綱、手綱、化粧綱からなっており、本綱は毎年保存し、他の綱は毎回補充、補強しているそうで、手綱、化粧綱は縁起のいい綱ということで切り取って持ち帰り、家庭や店などに飾ってあるところもあります（正月のしめ縄として使ってないですよね？）。
今年は９歳、７歳、１歳半の孫をつれての見物となり、直接綱を引くことはできませんでした。
孫たちにとっては綱引きにはいっさい関心がなく、出店の食べ物や商品に目が向いていました。
（仲栄真　功）