2009.8.12
相続・遺言
相続登記をせずに放っておくと権利関係が複雑になる
よく、お客様から「亡くなった祖父母名義の不動産がありますが、放っておいてもいいですか?」という相談を受けます。
登記をしなければ罰せられるというわけではありませんが、不動産をめぐる相続問題はスムーズにいかないことが多いのです。長い間放置した後、相続人を特定してみると、相続人が20人もいたというケースを度々みかけます。
そして、その相続人の中に、名前も顔も全く知らない人がいた、認知症で老人ホームにいる、行方不明の人がいる等、さまざまな事情で登記ができないという状況になってしまうのです。
解決方法はないわけではありませんが、時間もお金もかかってしまって、「早くやっておけばよかった」と後悔する方がたくさんいらっしゃるのです。中には、相続人の間で話し合いがまとまらずに、調停や裁判になるケースもたくさんみかけます。
長い間、相続登記を放っておいている方、まずご相談ください。8月及び9月は、強化月間として不動産の相続に関する相談を無料で受けております。
(担当:大城 早苗)
相続・遺言、民事信託、成年後見、不動産登記、会社登記等
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